大判印刷で使われる用紙の種類について- 大判印刷に関する基礎知識
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大判印刷とは、幅広い範囲のサイズで印刷できる技術です。
印刷物を大きく見せることができるため、ポスターやバナー、イベント、店舗のPOP広告、壁面の装飾など広く使用されています。
また、フルカラーで高品質の印刷ができるため、広告用途だけでなく写真やイラストの印刷にも適しています。
大判印刷の種類について
一般的に使用される用紙は、以下の種類があります。
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ポスター用紙
ポスターやチラシ、フライヤーなどの印刷に使用される用紙で、薄手の紙が多いです。
印刷物の張り出しや広告、PR、キャンペーンなどに使用されます。 -
コート紙
薄手の紙の表面にコーティングを施した用紙で、印刷物の光沢感を出すことができます。
高級感があり、広告、パンフレット、ポスター、カタログ、カード、包装紙などに使用されます。 -
無地紙
ノートやカレンダー、手帳などに使用される、比較的厚手の紙で、紙質によって異なる厚みと質感があります。
カラフルな印刷物に向いているため、イベントのパンフレットや展示会のカタログなどに使用されます。 - 特殊紙
ステッカーやラベル、メニュー、POP、名刺などに使用される用紙で、特殊な加工を施しています。
表面の凹凸感があるエンボス加工や、光沢感のある箔押し加工、透明感のあるクリアフィルム、反射防止加工、耐水性など様々な特殊な加工が施された用紙があります。
大判印刷を依頼する際の注意点について
大判印刷を依頼する際には、以下の点に注意する必要があります。
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用途に合った用紙を選ぶ
用途に合わせた用紙を選ぶことで、より良い仕上がりの印刷物を作成することができます。 -
デザインデータを確認する
デザインデータの品質は、印刷物の品質に大きく影響されます。たとえばデザインデータの解像度が低いと印刷物が粗くなってしまったりすることがあります。デザインデータを確認し、必要に応じて修正を行いましょう。 -
納期に余裕を持たせる
大判印刷は、印刷物のサイズや用紙の種類によって印刷に時間がかかることがあります。
また、仕上がりによっては校正や修正を行う必要がある場合もあります。納期に余裕を持たせ、スムーズな進行を図りましょう。
まとめ
大判印刷は、大きなサイズの印刷物を作成することができる技術です。
用途に合わせた用紙を選ぶことで、より良い仕上がりの印刷物を作成することができます。
また、デザインデータの品質や納期にも注意し、スムーズな進行を図るようにしましょう。